前頭側頭型痴呆とは

痴呆症というと脳血管性痴呆やアルツハイマー型痴呆が良く知られていますがこれらとは異なる前頭側頭型痴呆というものがあります。脳血管性痴呆やアルツハイマー型痴呆にくらべると前頭側頭型痴呆は患者数も少なく診断が難しいこともあり名前もあまり知られていないのが現状です。では前頭側頭型痴呆とはいったいどのような病気なのでしょうか?

前頭側頭型痴呆は別名ピック病とも呼ばれています。脳の前頭葉と側頭葉の前方が萎縮して引き起こされる症状です。アルツハイマー型認知症と比べると萎縮する場所が違うのであわられる症状も違います。例えば前頭側頭型痴呆の場合初期症状の中で記憶力の低下が目立っていますが前頭側頭型痴呆の場合そのようなことはなく記憶や計算力などが保たれています。

前頭側頭型痴呆の特徴的な症状として人格の変化があります。自制力の低下や他人に対して敬意の欠けた馬鹿にしたような態度など以前では考えられないような性格の変化が見られ家族や周りの人は戸惑ってしまいます。例えば大変まじめで通っていた管理職が突然万引きをして警察に捕まってしまうような事件をを起こす場合もあります。また同じ時間に同じ行動をすることへのこだわりも見られます。

前頭側頭型痴呆への有効な治療はまだ見つかっていません。また初期においてはうつ病や統合失調症と間違えられるケースもあります。

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