若年性痴呆という問題

若年性痴呆とはどのような病気でしょうか?痴呆というとお年寄りの病気と思われていました。ところが最近注目されているのが働き盛りを含む64歳までに見られる若念性痴呆です。

老年性の痴呆と同様物忘れが見られるようになります。またアルツハイマー型の若年性痴呆の場合やはり脳の萎縮がみられ老人班があらわれてきます。この場合もアリセプトが処方されます。完治させる薬ではありませんが進行を遅らせることができるとされています。

また若年性痴呆に多くみられるのがピック病です。アルツハイマー型が脳の後頭葉や頭頂 に異変が見られるのに対しピック病は脳の前頭葉や側頭葉に萎縮がみられます。またアルツハイマー型が主に記憶に障害が現れるのに対しピック病は行動に障害が現われます。例えば状況に全く合わない行動をとる、配慮に欠けた悪ふざけや冗談を平気で言ったりします。他にも急にやる気をうしなって趣味などに関心を持たなくなることもあります。このような状態の時にうつ病などの診断を受けることもありピック病の診断が遅れることになります。また万引きなど以前では考えられないような行動をとる場合もあります。

このように痴呆は年配者の病気だ思っていると発見が遅れ、適切な薬が処方されない場合もあります。以前できていた仕事の段取りが急にできなくなったとか料理ができなくなってしまったなど働き盛りであっても気がついた時は若年性痴呆の場合もありますので専門家の判断を仰ぐことが大切です。

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