痴呆の治療は簡単じゃない

痴呆の治療はどのようにされているのでしょうか?多くの病気と同じように痴呆の治療は簡単ではありません。本人はもとより家族はより良い治療を求めていますが、今のところ完治は難しい病気といわれています。

まず痴呆の初期症状を認めるところから始まります。大抵の場合家族が「これはちょっとおかしいな」と治療を求め「物忘れ外来」や「神経内科」等最寄の病院に連れていきまます。痴呆に症状は似ていても治療が可能といわれている「慢性硬膜下血腫」「甲状腺機能低下症」等もありますのでいずれにしても早めの受診が望ましいと言えます。

診断後はそれぞれの治療が始まりますがもっともよく知られ処方されている薬はドネペジル(アリセプト)です。このお薬は痴呆の症状の進行抑制に用いられ認知機能に一時的な改善が期待できます。しかしそれはあくまでも一時的な改善であって痴呆を治癒したり症状の悪化をとめる為の薬ではありません。それで痴呆の治療は簡単とはいえないのです。

また周辺症状といわれる不眠や幻覚、妄想等にも対処療法としてそれぞれに睡眠薬、抗精神病薬が処方される場合があります。

他にも薬物以外の治療として「回想法」や昼夜逆転症状に対しては昼間の散歩なども取り入れることができます。いずれにしても対処療法でしかないので、痴呆の治療はまだまだ難しく特効薬が待たれています。

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