病院で痴呆は治るか?

病院で痴呆が治るのでしょうか?残念ながらアルツハイマー型認知症や血管障害型認知症の治療法はまだ知られていません。病院で完治できない病気なのです。

例えばアルツハイマー型として知られている痴呆は脳の神経細胞が急速に死滅する脳の病気です。症状としては記憶力や思考力の大幅な低下がみられ最後には人格も変わってしまう原因不明の病気です。本人はもちろんまわりの家族にも大きな負担がのしかかります。またCT使った検査では脳全体が縮んでいる様子がはっきりと見られます。このように脳に決定的な打撃を与える病気であり、またその症状をCT等ではっきりと見る事はできますが病院では痴呆を治すことができません。

現在の病院での痴呆の治療は対処療法として進行をできるだけ遅らせることに重点が置かれています。そのなかでももっともよく処方されているのがドネペジル(アリセプト)です。症状の初期に飲むことによって1〜3年進行を遅らせることができるといわれています。また病院だけでなくケア施設などで行われている企画に参加して患者さんの意向に合ったものを見つけそれに加わわることも効果があると認められています。

それで今のところは病院で痴呆を治す事はできません。それでも病院での治療とケア施設等を上手に活用してなるべく症状を遅らせたり和らげたりすることができます。

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